以下に塾の指導方針や考え的なものを掲載しておりますが、長文ですので読むのがご面倒でしたら「とにかく量をこなさせる方針の塾」とだけご承知いただければと存じます。
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◆とにかく「量」の方針。量が足りなければ毎日でも呼びます。
　
　勉強の基本は「質」より断然「量」。「勉強の仕方を教えて」と問われたら「仕方を教わる時間が無駄です。その時間分、単語の暗記でも始めましょう」と返答します。そもそも勉強の仕方など[教科書を読む/説明を聞く→問題を解く→何度も繰り返す］以外無いはず。効率
的に覚えられる勉強方法など、ハッキリいって無いです。「楽に成績を上げよう」などと考えたらダメです。
　一般に勉強ができると言われるお子さんのほとんどは、勉強していないようでシッカリされています。見えない努力をした上で、結果を実らせているわけです。そんな人に少ない勉強量で効率よく一足飛びに追いつくなんて、本当に可能ですか？
　「綿密なカリキュラムやシステムで勉強が楽しくなる、効率的な方法を指導します」などと耳触りの良いことは言いません。その真逆で、「時間の許す限り勉強していただく」だけです。カウンセリングする時間があったら、その時間を英単語書取りでも暗記でも、計算練習でもなんでもいい、一つだけでいいので何か身に付ける時間にしていただきます。学習計画表も、最初は作るだけ時間の無駄です。
　理屈は一切抜き。闇雲でもいいので、とにかく勉強を始める。最初は週５でも週６でも塾で勉強。イヤでも辛くても、まず一歩踏み出すキッカケとして、強制的にでもひたすら量を積み重ねていただきます。
　　
◆「詰め込み」こそ勉強の基本という考え方です。
　
　昨今流行りの「アクティブラーニング」「思考力重視の学習」などを意識するのは後の後の話。知識量がなくてはアクティブラーニング
や論理思考なんて出来ないはず。まずは知識を詰め込む一点に特化するべきです。
　確かに、中学･高校入試とも、思考力を要する問題が多くなりました。だからこそ小学生なら学校で実施される小テストが、中学生なら定期考査の勉強は、単に内申点という点だけでなく、入試につながる知識を詰め込める貴重な場面なのです。
　現実問題、定期考査なら詰め込みに徹したほうが得点につながります。ですから、「学校ワークのテスト範囲全部を３回分用意して３周する。３周で足りなければ４周でも５周でも繰り返す」。これでいいわけです。それを実行するための場所として、塾を利用して下さい。補習や呼び出しでの強制自習で「やり切るまで」対応します。

◆ご家庭での学習は求めません。塾で目の前で勉強していただきます。
　
　集団授業をベースとしてはいますが、必ずしも授業だけでこなすわけではありません。授業のコマ数そのものは一般的な塾様よりも少ないです。その分、演習や必修自習の時間を設けています。意識して「自分で」量をこなそうとすることこそが成績アップに必須だからです。お子さんがご自身で考えて「コレやらないとヤバい」と思って自主的に始めるようになる「自立学習」ができるようになって頂きたいのです。(個人的な感想ですが、単に講師が問題を解くよう指示した時間や、端末から出たプリントやタブレットの出題を解いている時間を指して「自立学習」と呼ぶ事に疑問を感じます。)
　また、当塾では、カリキュラムは絶対的に守るべきものとは考えておりません。シンプルに「成績、あるいは内申点を上げるにはどうすればいいか」だけを追求します。中学生で学校の提出物が終わっていないなら、呼び出して塾で仕上げていただきます。「家でやる」は認めません。授業時間でもワーク優先の指示を出す場合もあります。集団授業を受けるのに進度面で遅れがあると判断したら、毎日でも自習・課題をしにお越しいただきます。極端な話、授業中でも課題優先という指示を出すケースも有り得ます。逆に、テキストやプリントで物足りないお子様には、一段上の追加課題を授業中に出すこともあります。
　遅刻や宿題忘れ、授業中の私語はキッチリ叱ります。宿題や課題忘れ、暗記の不十分は出来るまで再テストをしていただきます。必要ならとにかく授業・補習。指導上必要なことは、お子様に多少嫌がられてでも実行します。
　簡単にいえば「３～４０年前にはよくあった、町内に一軒はあるような自宅型の少人数塾」です。（実際、戸建ての一軒家を使用しています。